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台湾人の方の帰化申請について
帰化申請をして、日本国籍を取得したいという台湾人の方の相談も多く受けます。
そこで、今回は台湾人の方の帰化申請について考えていきたいと思います。
今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。
台湾人の帰化申請で重要なのは戸籍謄本
帰化申請を行なって、日本国籍を取得するためには、多くの書類を収集して、作成する必要があります。
その書類には、どの国籍の方にも共通する書類もあれば、その国籍の方特有で必要となる書類があります。
台湾人の方の帰化申請で他の国籍の方と大きく異なる書類の一つに戸籍謄本があります。
戸籍全部謄本が必要
上述したとおり、台湾人の方が帰化申請をするためには、本国で戸籍謄本を取得する必要があります。
ここで注意しなければならないことは、この戸籍謄本は『戸籍全部謄本』が必要になるということです。
そのため、必ず本国で帰化申請を取得する際には『全部謄本』が必要であると伝え、取得する必要があります。
出世からの全部謄本が必要
戸籍全部謄本は、帰化申請をしようとしている方の、出生から現在までのものが必要になります。
台湾では、現在戸籍謄本は電算化されて、整理されていますので、電算化される前の古い戸籍謄本も必要になることが多いです。
したがって、現在の戸籍謄本だけでは、書類が足りないという状況になり、帰化申請を受け付けてもらえないことがありますので、どこまでの戸籍謄本が必要になるのかということをしっかりと確認しておく必要があります。
戸籍謄本は翻訳も必要
帰化申請をするにあたって、本国で取得した書類は、当然日本語で書かれてはいないので、日本語に翻訳することが必要になります。
上述したとおり、現在の台湾の戸籍謄本は、電算化されているので翻訳はしやすいですが、古い戸籍謄本は、手書きで書かれているため、非常に翻訳が難しくなるケースがあります。
しかし、原則日本語の翻訳が必要になりますので、文字が消えていたり、潰れていて翻訳が難しい場合はどの程度まで翻訳すれば良いのか。ということも事前に相談しておくことが必要になります。
その他帰化に必要な書類について
その他帰化申請に必要となる書類については、帰化申請をする人の生活状況などによって変わってきますので、帰化申請をしたいと思った時は、まずどのような書類が必要になるのか?ということを確認するところから始めるとスムーズに手続きを進めていくことができます。
まとめ
今回は、台湾人の方の帰化申請について考えてきました。
弊社では、中国人の方、韓国籍の方はもちろん、台湾人の方の帰化申請も得意としておりますので、帰化申請を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。
今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。