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帰化申請の注意点(フィリピン人の方の場合)
帰化申請は帰化する方の国籍によって、必要な書類が異なってきます。
その中でもフィリピン国籍の方の帰化申請も少し特殊な書類が必要になりますので、今回は、フィリピン人の方の帰化申請について考えていきます。
フィリピン国籍の方で帰化申請を検討している方は参考にしてください。
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フィリピン人の方の帰化申請に必要な書類
帰化申請をする上で避けては通れない書類は、申請者の国籍国で取得することになる書類です。
通常、帰化申請をする場合は、国籍証明書等の証明書を領事館(大使館)等から取得することが求められます。
例えば、中国籍の方の場合は、国籍証明書(領事証明)を中国大使館から発行してもらわなければなりません。
国籍証明書の詳細は以下を参照にしてください。↓
しかし、フィリピンの場合は国籍証明書の発行をしてくれないので、別の書類で代替する必要があります。
出生証明書にアポスティーユの認証が必要
フィリピンの場合、国籍証明書を発行してもらえないのは上述したとおりです。
そのため、代替書類として自身の出生証明書にアポスティーユの認証をつけて法務局に提出する必要があります。
また、兄弟姉妹等がいる場合(同時に帰化申請をしない場合)にも、兄弟姉妹等の出生証明書が必要になりますが、
アポスティーユの認証が必要なのは、申請者のものだけですので、申請しない兄弟姉妹の出生証明書にはアポスティーユの認証までは必要ありません。
詳細は、在日フィリピン領事館等でも詳しく教えてくれます。
出生証明書は英語表記で発行される
フィリピンの方が出生証明書を取得した場合、英語表記の証明書が発行されるのが一般的です。
注意しなければならないことは、帰化申請をするにあたり、日本語以外の言語の書類については、全て日本語訳に翻訳したものを添付しなければならないという点です。
そのため、フィリピンから発行される証明書については、全て日本語訳が必要になるので注意が必要です。
まとめ
今回はフィリピン国籍の方が帰化申請をする際に注意すべきことについて考えてきました。
帰化申請は申請者の状況に応じて必要書類が異なり、また現在に国籍によっても必要書類が大きくことなってきます。
そのため事前に帰化するための条件を確認し、どのような書類が必要になるのか。ということを調査しておくことがとても重要です。
帰化申請については、法務の専門家である行政書士等に相談することもお勧めですので、帰化を検討している場合は、ぜひ一度相談してみてください。
今回の記事が、フィリピン人の方で帰化を検討している人の参考になれば幸いです。