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帰化申請と官報の関係について
必要書類を収集・作成し法務局へ帰化申請を行い、面接が終わり審査を経た後、帰化の許可が決定すると官報に掲載されることになります。
官報にはどのような内容が掲載されるかなど、今回は帰化申請と官報の関係について書いていきます。
官報とは?
官報とは、法律、政令、条約等の公布、法令の規定に基づく各種の公告など色々な情報が掲載されている、国立印刷局が毎日発行している(行政機関の休日は除く)冊子になります。イメージとしては国の新聞みたいなものです。
官報の役割は、法律、政令、条約等の公布を国民に広く知らせるという役割を担っています。
インターネットでも官報を閲覧することができますので、以下に掲載しておきます。
帰化の許可が決定するとどのような内容が官報に掲載されるの?
帰化の許可が降りると、官報に掲載されますが、その時に掲載される内容は
- 住所
- 本国の氏名
- 生年月日
が掲載されます。
帰化後に名乗る氏名は掲載されません。
帰化の許可・不許可の確認は官報で確認しなければならないの?
帰化申請を行ってから、許可がおりるまで概ね1年程度の期間が必要になります。
現在は、インターネットでも官報を閲覧することができるので、自身で確認できないこともないですが、毎日官報をみることは大変な労力が必要になってきます。
では、帰化の許可が決定され、官報に掲載されたことはどのように知ることができるのでしょうか?
法務局から連絡
帰化の許可が決定し、官報に掲載されると法務局から連絡があります。
法務局からの連絡の後、必要書類を持っていくと「帰化者の身分証明書」を受け取ることができます。
その後、役所へ特別永住者証明書や在留カードなどを返納するなど、帰化の許可が降りたあとの手続きをしていくことになります。
帰化の許可の効力はいつから発生するの?
帰化の許可の効力は、官報に告示された日から効力が発生します。
つまり、日本国籍の取得は官報に告示された日からということになります。
実際には、官報に掲載されてから、法務局からの連絡には多少の時間差がありますので、官報に掲載後に連絡が入ることになります。
まとめ
帰化申請を法務局へ行ったあと、帰化の許可が決定されると官報に掲載されることになります。
日常生活を送っていると、官報にはあまり目を通す機会がありませんが、日本へ帰化をする方にとっては非常に大切なものになります。
現在では、インターネットでも官報を閲覧することができますので、興味がある方は一度閲覧してみても面白いかもしれません。
今回は帰化申請と官報の関係について書いていきました。
帰化を検討している方は、ぜひ一度、帰化申請に強い行政書士事務所「大阪帰化申請手続き相談センター」にご相談ください。